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グリーン・デイ 歴代人気曲ランキング BEST10(2022年2月更新)

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世界制覇した史上最大のパンクバンド「グリーン・デイ」

グリーン・デイは、米国カリフォルニア州バークレー出身のパンクロックバンドです。

パンクロックといえば、「反抗・反体制・暴力」といった怖そうなイメージがありますが、グリーン・デイはちょっと違います。グリーン・デイは、世の中の理不尽には「NO!」を叩きつけますが、音楽はいつもポジティブな優しさに溢れています。特に、ファンとの絆、マイノリティ(社会的少数派)への共感はユニークで、「弱者の味方」的パンクなんですよね。

代表作は2枚のアルバム。

メジャーデビューアルバムがいきなりセールス2000万枚のメガヒットとなった「Dookie(うんち)」

もうひとつはアルバム1枚が丸ごとストーリー仕立てのロックオペラ「American Idiot(米国の愚か者)」。セールスは1400万枚の大ヒットアルバムです。

また、パンクバンドとしては初のグラミー賞の最高賞を含む、4度の受賞歴があります。もはや、パンクというジャンルも窮屈なくらい、全ロックファンにとって魅力的なバンドです。

グリーン・デイは最強トリオバンド

ビリー・ジョー・アームストロング(ボーカル、ギター)
マイク・ダーント(ベース・ボーカル)
トレ・クール(ドラム)

ビリーとジョーは10歳からの親友同士。ドラムのトレもインディー時代からのメンバーで、ビリー、マイク、トレの3人が揃ってからは一度のメンバーチェンジもなくかたい友情で結ばれています。

そんなグリーン・デイの人気曲を、YouTubeの再生回数でランキング。
BEST10をご紹介します。

行きましょう!

第10位 4416万回 Oh Love

Green Day – Oh Love

3部作のアルバムを連続リリースしたことで話題となった「¡Uno! 」「¡Dos! 」「¡Tre! 」の1作目「¡Uno! 」(2012)の収録曲。歌詞は、愛を、女性を讃える歌

ライブではオーディエンスが手拍子と大合唱で盛り上がる気持ちいい曲です。Queenの「We Will Rock You」や、Joan Jettの「I Love Rock and Roll」のようなスケールの大きな曲。来日公演で早くみんなで合唱したいですね〜。

第9位 6840万回 Jesus Of Suburbia

Green Day – Jesus Of Suburbia (Short Version)

7枚目のアルバム「American Idiot」(2004)の2曲目に収録。“Jesus Of Suburbia”とは、「片田舎のジーザス」という意味。ロックオペラ仕立てのストーリーアルバムの冒頭を飾る大作曲です。

3分に満たないポップなパンクチューンを得意とするグリーン・デイが、まさかの9分(しかもショートバージョンで)の組曲に挑戦。展開に次ぐ展開で、終始スリリングな名曲です。

曲内では、主人公「ジミー」と呼ばれる少年が登場。矛盾だらけの米国社会を少年の目を通して生々しく描かれています。歌詞の内容を忠実に映像化したMVも必見です。

第8位 7899万回 Good Riddance

Green Day – Good Riddance (Time Of Your Life)

5枚目のアルバム「Nimrod」(1997)収録曲。

アコースティックギターが美しいスローな弾き語りバラード。“Good Riddance” とは、「いい厄介払い」という意味。

「人生は予測できないけど、最後はきっとよくなるさ。君の人生に幸多かれ」とビリーの優しい歌声が響きます。そう、これは別れの歌。「いい厄介払い」っていう意味は、ビリーの照れ隠しの皮肉ですね。ビリーの歌い方はどこかぶっきらぼうで、寂しい気持ちを強がって隠しているような表現が曲名にぴったりです。

この曲には、ストリングス(チェロやバイオリン)のアレンジがされていて、前作までのストレートなパンクロックからオトナでエモーショナルな音楽作りにチャレンジした意欲作です。

第7位 9974万回 When I Come Around

Green Day – When I Come Around

代表作「Dookie」(1994)の収録曲。シンプルなギターのリフレインが印象的な比較的スローテンポの曲。アップテンポの曲が並ぶアルバムにあってちょっと箸休め的な曲です。内容は、友達、恋人に、「日々でいろんな出来事のなかでもずっと気にしているよ」って伝える歌。ビリーと遠距離だったカノジョ(のちに結婚)についてだったり、ビリーとマイクだったり、グリーン・デイとファンだったり、大切な人を想って聴けるいい曲です。

第6位 1.0億回 Holiday

Green Day – Holiday

7枚目のアルバム「American Idiot」からは2曲目のランクイン!。
9位の「Jesus Of Suburbia」から続きとなる曲です。

この曲は直接的な反戦メッセージが込められたプロテストソング。曲調は軍歌調。2003年から米国が始めたイラク戦争への痛烈な批判です。曲中では当時のブッシュ大統領を名指しで批判する、なかなかパンクな1曲です。それでいてメロディはキャッチーで耳に残る名曲です。

第5位 1.9億回 Wake Me Up When September Ends

Green Day – Wake Me Up When September Ends

「American Idiot」から3曲目のランクイン。
「9月が終わるまで俺を寝かせておいてくれ」ってタイトルです。

9月はビリーにとって忘れられない出来事がありました。ビリーが11歳だった1982年の9月、大好きな父親をガンで亡くしていますビリーに初めてギターを与えてくれた父。その「青いギター」を、ビリーは今でも、グリーン・デイのライブやレコーディングで大切に大切に使い続けています

この曲は、ビリーが亡き父を想う、ノスタルジックな曲であり、大切な人を想う、聴く人すべての心に響く名曲です。

第4位 2.0億回 American Idiot

Green Day – American Idiot

「American Idiot」から4曲目のランクイン。アルバムのオープニングを飾るタイトル曲で、グリーン・デイらしいファストなパンクナンバー。

「バカなアメリカ人になりたくない」「メディアのプロパガンダに支配された国」。戦争に突き進む米国を痛烈に批判する反戦メッセージソングですが、キャッチーなギターリフとメロディで思わず口ずさみたくなる曲です。

さあ、ここからはいよいよBEST3です。

第3位 2.7億回 Basket Case

Green Day – Basket Case

3rd アルバム「Dookie」(1994)に収録されているグリーン・デイの代表曲。「Dookie」からは2曲目のランクイン。

シングルカットされたこの曲の大ヒットにより、グリーン・デイは一躍有名になりました

“Basket Case”とは「どうしようもならない状況」という意味のスラング。内容は、パニック障害のビリーが自分をなんとかコントロールしようとする葛藤を描いています。

ザクザクと刻むギターと歌で始まるこの曲は、親しみやすいシンプルなメロディと疾走するノリのよさが魅力的な1曲。グリーン・デイといえばこの曲というくらい、ライブでもっとも盛り上がる定番曲です

第2位 4.0億回 21 Guns

Green Day – 21 Guns

「American Idiot」から5年後にリリースされた8thアルバム「21st Century Breakdown」(2009)の収録曲です。

”21 Guns” とは、「軍の礼砲(敬意を示す儀式)」の意味。

アコースティクギターの弾き語りでメロウに始まるこの曲は、途中からピアノ(!)が加わり、さらにエレキギターとドラムビートが重なり、再びアコースティックに戻る、静と動が同居するグリーン・デイ屈指の名バラードです

歌はロマンティックな泣きのメロディラインで、ライブではオーディエンスが大合唱し、会場が一気にピークに駆け上がる重要曲。せっかくなのでライブ映像もご紹介。

Green Day – 21 Guns (Live)

第1位 6.0億回 Boulevard Of Broken Dreams

Green Day – Boulevard Of Broken Dreams

1位はなんと「American Idiot」から5曲目のランクイン。BEST 10のうち、なんと5曲が「American Idiot」収録曲でしたね。しかもその5曲のうち4曲は、アルバムの1〜4曲目で構成されています。

”Boulevard Of Broken Dreams ”とは、「夢破れた道」という意味で、「人生に打ちひしがれて家路につく」切ないストーリーを描くスローバラードです。

ビリーの高鳴る気持ちをグッと抑えた歌に、マイクのコーラスが美しく絡みます

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グリーン・デイのBEST 10を改めて眺めてみると、彼ららしいストレートなパンクチューン以上に、美しいバラードが4曲もランクインという意外な結果となりました
グリーン・デイの最大の魅力は、親しみやすく心に残るメロディなんですね。

 

いかがでしたか。
お気に入りの曲は見つかりましたか。

今日はこんな感じです。

また会いましょう!

 

グリーン・デイ、ビリーのカバーアルバムの選曲がイイ!原曲と比べてみた
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【オマケ】新曲もグリーン・デイらしいストレートなパンクチューン。おすすめ!「Here Comes The Shock」

Green Day – Here Comes The Shock