1971年、エアロスミス結成。
2021年、今年で結成50周年。
スティーヴン・タイラー…73歳!
ジョー・ペリー…71歳!
気がつけば、直近のアルバム「Music From Another Dimension」(2012)から9年も経過。残念ながらこのアルバムは大ヒットはしませんでしたね。このアルバムは、その前作「Just Push Play」から11年も空いてました。
新譜の知らせがない、
リリースのペースはスローダウン、
これを見るに、
ファンとしては認めたくないのですが、
「エアロスミス、そろそろフィナーレかな…」
と思うわけです。
エアロスミスは、「新譜」リリースというよりは、ファンに愛された名曲でつづる「さよならツアー」でフィナーレを締めくくりたい様子。
実は、2020年9月には地元ボストンで「エアロスミス結成50周年 記念ライブ」が計画されていました。コロナ禍によって1年延期とのアナウンスでしたので、おそらく2021年?2022年は、実施できるでしょう。
そろそろ“有終の美”…。
われわれファンとしては、「さよならツアー」がもし来日公演として実現したときに備えて、彼らの名曲ばかりのセットリストを予習しておきましょう。くわしい解説は不要な、ドキドキエッチな恋愛ソングばかりなので、無粋なコメントは少なめでドンドン曲を紹介しますね(笑)。
行きましょう!
- いきなりブレイク!1stアルバム「Aerosmith」(1973)
- 悪ガキロックでチャートを席巻!黄金期到来!3rdアルバム「Toys In The Attic」(1975)
- 70年代のハードロックの歴史的名盤!4thアルバム「Rocks」(1976)
- 低迷期からの脱出チャンスが到来!RUN DMC「WalK This Way」カバー曲で共演(1986)
- 完全復活!新たな黄金期の始まり!9thアルバム「Permanent Vacation」(1987)
- 勝利の方程式をゲット!バラード3部作リリースでグラミー獲得!10thアルバム「Pump」(1989)、11thアルバム「Get A Grip」(1993)
- そして生まれた一般リスナーも巻き込む大ヒット曲!13thアルバム「Just Push Play」(2001)
- もう一度エアロスミスに会いたい!
いきなりブレイク!1stアルバム「Aerosmith」(1973)
Aerosmith – Dream On (Live – HD Video)
セルフタイトルのデビューアルバムの邦題は「野獣生誕」。バッドボーイズロックバンドの期待の新人として注目を集めます。そして、いきなりバラード曲で全米6位までブレイク!アルバムは全米21位を記録しました。すごい!
Aerosmith – Mama Kin (Official Audio)
軽快でシンプルな、まさにロックンロールのお手本のような曲。この曲はガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズが自らのルーツとしてカバー。歴史的名盤「Appetite For Destruction」の制作中にリリースされた、ブレイク前夜のライブ盤「Live ?!★@ Like A Suicide」に収録されています。
Live Like a Suicide Lyrics- Guns N’ Roses
悪ガキロックでチャートを席巻!黄金期到来!3rdアルバム「Toys In The Attic」(1975)
Aerosmith Toys In The Attic Live 1975
バンドが躍動するスピーディなハードロック曲。ジョーのコーラスワークが積極的ですね。
Aerosmith – Walk This Way (Official Audio)
全米10位まで昇ったヒット曲。アルバムも11位までランクアップ。この曲は「元祖ラップ」「元祖ヒップホップ」と言われる有名曲。のちに、RUN DMCというヒップホップトリオにカバーされるのですが、それはまだまだあとの話。
70年代のハードロックの歴史的名盤!4thアルバム「Rocks」(1976)
Aerosmith – Back In The Saddle (Official Audio)
「Rocks」は”70年代ハードロックの名盤”として名高いアルバムです。そのオープニングを飾るこの曲ではスティーヴンのシャウトが炸裂。ライブでスティーヴンはジョーにいつも「Demon of screamin’!」と紹介されます。まさにそれがうなづける咆哮!
「Back In The Saddle」は「復活した」との意味ですが、案の定「あの行為」とのダブルミーニングですね。エロい曲ばっかり(笑)。
セールスの成功とは裏腹に、このころからドラッグがバンドを蝕んでいきます。ツアーとアルバム制作が重なって、メンバーは疲弊…。
1979年、スティーヴンと衝突したジョーが脱退。
1980年、スティーヴンがバイク事故で重傷。
1981年、もう1人のギタリスト ブラッドも脱退。
バンドは長い低迷期に…。
低迷期からの脱出チャンスが到来!RUN DMC「WalK This Way」カバー曲で共演(1986)
RUN DMC – Walk This Way (Official HD Video) ft. Aerosmith
1986年、時はMTV全盛期。MVで注目を集めたアーティストが成功する時代でした。まだロックやヒップホップのクロスオーバーがほとんどなかったときに、RUN DMCというラップトリオがこの曲を取り上げて、スティーヴン・ジョーとMVで共演。それが大ヒット!(隣の部屋通しでやり合うお茶目なMVがサイコー!)。長く低迷していたエアロスミスが復活のキッカケをつかみます。
完全復活!新たな黄金期の始まり!9thアルバム「Permanent Vacation」(1987)
バンドはドラッグと酒を断ち、音楽に全力集中。さらに、ポップでなにが悪い!と開き直って、当時バカ売れのボン・ジョヴィの外部ソングライターやプロデューサーを招聘します。それが大当たり!MVも人気を博し、3曲のシングルカットがチャートを駆け上がり、エアロスミスは低迷期から華麗なる復活を遂げます。
Aerosmith – Dude (Looks Like A Lady) (Official Music Video)
ファンキーな曲調に、スティーヴンの連続シャウトが冴え渡ります。「女みたいなヤロウ♪」ってユニークなサビが面白い。
Aerosmith – Angel (Official Music Video)
純愛バラード。スティーヴンが歌い上げる切ないバラードは絶品。このアルバム以降、エアロスミスにとってバラードは、メガヒットを連発する原動力になります。
勝利の方程式をゲット!バラード3部作リリースでグラミー獲得!10thアルバム「Pump」(1989)、11thアルバム「Get A Grip」(1993)
Aerosmith – Love In An Elevator (Official Music Video)
エレベータのなかでムフフって曲。ライブでのバンドと観客との掛け合いが楽しい1曲。MVでは、ファンが卒倒しそうなジョーの熱烈キスシーンが話題になりました。
Aerosmith – Cryin’ (Official Music Video)
Aerosmith – Amazing (Official Music Video)
Aerosmith – Crazy (Official Music Video)
当時大人気の若手女優アリシア・シルヴァーストーンと、スティーヴンの愛娘リヴ・タイラーの2人が、奔放な恋愛を楽しみながら冒険を繰り広げるキュートなMV3部作が大ヒット。YouTubeの再生回数も、3つの動画の合計、10億回以上とかすごすぎです!
アルバム「Get A Grip」はバンド初の全米No.1アルバムになりました。
そして生まれた一般リスナーも巻き込む大ヒット曲!13thアルバム「Just Push Play」(2001)
Aerosmith – I Don’t Want to Miss a Thing (Official HD Video)
彗星衝突による地球存亡の危機から人類を救うブロックバスター映画「アルマゲドン」の主題歌です。映画にはスティーヴンの愛娘リヴがヒロイン役で出演。
楽曲はダイアン・ウォーレンという有名外部ライターと共作。ダイアンは当初女性ボーカルをイメージして作曲しましたが、スティーヴンがあっという間に歌いこなしたことに感動。この曲は、バンド初のシングル全米1位に輝きました。
Aerosmith – Jaded (Official HD Video)
「Jaded」とは「疲れ切った」という意味で、ある女の子に向かって「Jaded」ちゃん、と呼びかけている切ない曲です。
もう一度エアロスミスに会いたい!
日本が大好きなエアロスミス。
侍が大好きなエアロスミス。
相撲が大好きなエアロスミス。
たいやきが大好きすぎて、メンバーで揉めちゃって、あわや解散の危機になっちゃうエアロスミス。
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2021年?、22年?、できれば「さよならツアー IN JAPAN」で、笑顔で会いたいですね。
大好きな日本のたいやきを、たくさんたくさん食べてほしいです!
今日はこんな感じです。
また会いましょうね。