【5つの栄光】ダフト・パンクの解散理由を考えてみた

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ダフト・パンク(トーマ(写真左)ギ=マニュエル(右))

2021年2月22日、突然「ダフト・パンク解散」の発表

発表には「Epilogue(エピローグ)」というタイトルが付けられた動画が添えられていました。

Daft Punk – Epilogue

Daft Punk – Epilogue

動画には、「トーマの最期」が映し出されています。トーマが苦悩し、トーマが死を決断し、ギ=マニュエルが受け入れる。

映像には、彼らが音楽で表現してきた「楽しさ」はそこになく、「苦悩」「死」「別れ」が描かれていました。しかも、それをファンにはっきりと伝えて終わりたいと。

なぜ、ダフト・パンクは「解散」、
いや、「死」を選んだのでしょうか。

ファンの1人として考えに考えた理由は2つ。

「自分たちで作った栄光から解放されたかった」
「自由になって新たに活動を始めるため(新ダフト・パンクの可能性も?)」

「新ダフト・パンク」って妄想は、きっと解散を受け入れられないファンの“叶わぬ希望”ですね。

トーマとギ=マニュエルは「ダフト・パンク」としてやりたかったことをすべて叶えてしまったのではないか、と考えました。そして、その「栄光」はあまりにも不自由で、彼らはもはや創作活動を楽しめなくなってしまったのではないか、と考えました。

ダフト・パンクの28年間のキャリアのなかで実現した5つの「栄光」をまとめます。

【1】憧れのレジェンドたちとの共演・グラミー賞 受賞 4部問制覇!


2013年にリリースされた最後のスタジオアルバム「Random Access Memories」は、ダフト・パンクのルーツであるレトロフューチャーなシンセサイザーやファンクが満載。これまでのテクノ色は控え目で、生歌・生演奏を重視。参加アーティストはレジェンド級のゲストばかり。

そして「Random Access Memories」は、グラミー最優秀アルバム賞ほか主要部門を制覇。さらに授賞式でのパフォーマンスでは、レジェンド級ゲストたちとライブパフォーマンスで共演(ナイル・ロジャース、ファレル・ウィリアムズにスティービー・ワンダーも参加)。

まさに、音楽活動の頂点と言える瞬間でした。

Daft Punk feat. PHARRELL WILLIAMS & STEVIE WONDER GrammyHD *HQ

Daft Punk feat. PHARRELL WILLIAMS & STEVIE WONDER GrammyHD *HQ

Daft Punk – Lose Yourself to Dance (Official Version)

Daft Punk – Lose Yourself to Dance (Official Version)

【2】現役トップスター ザ・ウィークエンドとの共作。全米1位の大ヒット!


「現代のマイケル・ジャクソン」と言われるカナダ出身のR&Bシンガー ザ・ウィークエンドとの2曲のコラボレーションは、2曲とも全世界で大ヒット。前作「Random Access Memories」同様、黒人アーティストとの共演。さらにエモーショナルでムーディな世界観へ挑戦しました。ダフト・パンクの2人は前作に続くヒットに、コンポーザー(作曲家)としての手応えを感じます一方、もしかすると「パフォーマー」としてのダフト・パンクの今後に疑問を感じたかもしれません。

The Weeknd – I Feel It Coming ft. Daft Punk (Official Video)

The Weeknd – I Feel It Coming ft. Daft Punk (Official Video)

The Weeknd – Starboy ft. Daft Punk (Official Video)

The Weeknd – Starboy ft. Daft Punk (Official Video)

【3】憧れのアニメ作家 松本零士先生とアニメオペラ制作!

トーマとギ=マニュエルは子供のころから松本零士の大ファン。特に「キャプテン・ハーロック」がお気に入り。彼らが初めてロボットの衣装に身を包んだ2ndアルバム「Discovery」のMVを、松本零士先生に熱心に熱心に要望。念願かなってアルバムからなんと3曲も(!)、「One More Time」「Aerodynamic」「Digital Love」のMVを、”松本アニメ”で制作します。

さらに意気投合した松本零士とダフト・パンクは、なんとアルバム「Discovery」全編で構成されたアニメーションオペラ「インターステラ555」を完成させます。トーマは音楽だけでなく原案と脚本を担当。アニメの神様と一緒に67分の「映画」制作を実現します。

Daft Punk – One More Time (Official Video)

Daft Punk – One More Time (Official Video)

Daft Punk – Aerodynamic

Daft Punk – Aerodynamic

Daft Punk – Digital Love

Daft Punk – Digital Love

【4】憧れのディズニーSF映画のサントラを全面担当!

トーマとギ=マニュエルは、米国ディズニーのSF映画「トロン」(1982年)が大好き。「トロン」は当時、初めて映画全編にCGを導入した画期的な映画で、そこに映し出された世界はまさにレトロフューチャー。ダフト・パンクの世界観は非常に強く影響を受けています。

その28年ぶりの続編「トロンレガシー」が2010年に公開。その映画音楽の担当をダフト・パンクが担当。レトロゲームミュージックのようなテーマ曲は、ダフト・パンクのテクノの魅力が満載です。

Daft Punk – Derezzed (from the movie TRON: Legacy)

Daft Punk – Derezzed (from the movie TRON: Legacy)

【5】音楽&光、究極のライブパフォーマンスを実現!

ダフト・パンクの最後のライブツアーとなった3rdアルバム「Human After All」のツアーは、(この模様はライブアルバム「Alive 2007」に収録)、EDMという言葉もまだない14年前ですが、今観ても鳥肌モノの圧巻のライブパフォーマンスです。

ピラミッド型のブースにトーマとギ=マニュエルが陣取り、1stから3rdアルバムまでのあらゆる曲をパーツ別に分解&再構成したセットリスト。いくつもの曲が1曲に融合するだけでなく、サンプリングボイスの掛け合いで全く新しいストーリーをつくり、ライブ全体でそのストーリーをつないでいく壮大なパフォーマンスでした。

また、ライティング、レーザー、映像は音楽と完全にリンクしていて、オープニングからエンディングまでのピークを演出し、観客を扇動します。こんなライブ、観たことない!

Daft Punk – Alive 2007 1080p 50p: One More Time, Aerodynamic , Da Funk, Daftendirekt

Daft Punk – Alive 2007 1080p 50p: One More Time, Aerodynamic , Da Funk, Daftendirekt

5つの「栄光」は本当に素晴らしいものばかりです。

そして、この「栄光」は「伝説」となって、トーマとギ=マニュエルの2人は新たなスタートを切るのだと思います

彼らの名前がどこかにクレジットされて、また音楽シーンに戻ってくる日を、1ファンとして楽しみに待ちたいと思います。

ありがとう、ダフト・パンク!
ありがとう、トーマ!ギ=マニュエル!

 

今日はこんな感じです。

また会いましょう!

 

ダフトパンク、ブルーノマーズ、ロボットボイスの曲になぜか心惹かれる!
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