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ストーン・ローゼズ、表はスィート中身はビター。聴くと胸が締め付けられる伝説のバンド

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ガンズ・アンド・ローゼズじゃなく、ローリング・ストーンズでもなく、ストーン・ローゼズって知ってる?

ストーン・ローゼズ(The Stone Roses)。40代・50代以上のリアルタイム直撃世代を除くと、
現在、彼らはほとんど知られていないかなって印象です。

まあ、それもそのはず。

突如、彗星のように現れてロックシーンを席巻し、伝説だけ残して散っていったバンド

ストーン・ローゼズはそんなバンド。
英国マンチェスターで1983年に結成され、1996年に解散。そして、その13年間のほとんどは沈黙状態。実際の活動期間は極めて短いバンドでした。それでも今なお当時の記憶が鮮烈に思い出されるのは、やっぱインパクト強かったですよね。

4人の若者が1枚のアルバムで、ロックの歴史、アート、ファッション、カルチャーを塗り替えて、一世風靡しました。

4人の名は、
イアン・ブラウン(Vo)1963年生まれ
ジョン・スクワイア(G)1962年生まれ
マニ(B)1962年生まれ
レニ(D)1962年生まれ

じゃあ、彼の音楽はとてもユニークなのかというと…
うーん、普通、いや、もちろん普通じゃなく傑作なんですが…
曲調は決して奇抜ではないんですよね。

でも、なぜかもう一回、もう一曲って聴きたくなる、
麻薬的にあぶない魅力です。不思議です。

次にアート。
ギタリストのジョンは今「画家」として活動しているほどの美術家。
ファーストアルバムのカバーアートは、画家ジャクソン・ポロックのような
アクションペインティングで、ジョン自身が手掛けています。

曲はまるで初恋の味。甘酸っぱいときめきと気恥ずかしさ

ファーストアルバムから、初恋ソング3連発!

The Stone Roses – She Bangs The Drums

The Stone Roses – This Is The One

The Stone Roses – Elephant Stone

思わず駆けだしそうな衝動が音楽に見事に表現されてますね~、サイコー!

そんな彼らが再結成…。 “初恋相手”と再会してはいけない…

2011年、ファンから絶えない再結成を望む声、
レコード会社や興行主からの高いギャラ提案にもずっと動かなかった彼らが、
ついに再結成してライブを行います。

The Stone Roses – This Is The One(Live 2013)

あぁ、、、なんだろう、俺だけなんだろうか。
そこにはかつて胸奮わせた輝きはありませんでした。

代わりにあったのはノスタルジー。

もう一度4人が見られてよかった。やっぱりなにかが違う…。
これって「想い出は美化される」現象なんだろうか。

それは彼らも同じなのか、再結成は長続きせず、2度目の解散。
それは「本当の解散」となり、4人はまたそれぞれの道へ。

やっぱり初恋は初恋としてそっと置いておくべきなのかなと変に納得した…再結成でしたね~。

ストーンローゼズ世代とそのあとは…

ストーンローゼズと同世代でいまだ現役で頑張ってるバンド、
シャーラタンズ(The Charlatans)。
オルガンと軽やかなカッティングギター、浮遊感あふれるサウンドが印象的。
こちらもオススメ。

The Charlatans – The Only One I Know

ストーン・ローゼズが自分たちの直系の後輩として唯一認めたバンドがオアシス(Oasis)。ストーン・ローゼズの後、オアシスもシーンで天下をとるも、今は解散状態。でも、リアム・ノエルの兄弟バンド。いずれ復活する可能性が高いと思います。期待せずに気長に待ちましょう。

Oasis – Whatever

 

今日はこんな感じ。

また会いましょう。

 

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