ロック音楽 最果ての地「ドリームポップ」「シューゲイザー」。
ドリームポップは、”まるで夢のなかにいるような” ロックです。
シューゲイザーは、“ノイズの洪水のなかで溺れてしまうような” ロックです。
ドリームポップというジャンルのなかにドリームポップが分類されることもありますね。
いずれも、
が特徴です。
未体験の人はぜひ一度、トライしていただけると嬉しいです。
行きましょう!
ドリームポップのルーツ、コクトー・ツインズ COCTEAU TWINS
スコットランド出身のバンド。神の声と呼ばれている女性Vo.エリザベス・フレイザーとコンポーザー兼ギタリストのロビン・ガスリー中心のバンド。ミステリアスな歌声とエコーがかかったギターが織りなす不思議な音世界が魅力です。
Cocteau Twins – Iceblink Luck
バンド名から詩的。シガレッツ アフター セックス CIGARETTES AFTER SEX
思い出のワンシーンが広がるようなロマンティックなバンド名。
彼らの音楽もまさに視覚的、映画的。
米国テキサス出身でNYで活動するグレッグ・ゴンザレスを中心とするバンド。
新しい音源を発表するたびに大きな話題を呼ぶ注目のバンドです。
音楽は、コクトーツインズの影響が色濃くあり、グレッグは、エリック・サティやマイルス・デイビスもルーツとして挙げています。男性・女性ともつかないグレッグの歌声は、まるでベッドのなかのまどろみのような優しさ。
Apocalypse – Cigarettes After Sex
K. – Cigarettes After Sex
圧巻のライブ映像もおすすめ!
Cigarettes After Sex Live at AB – Ancienne Belgique
シューゲイザーの代表格、マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン MY BLOODY VALENTINE
アイルランド出身。ノイジーなギターの轟音に、対照的な美しい歌声が舞う独特の音世界。
かなり寡作のバンドですが、完成度へのこだわりはアルバムを聴けばよく分かります。
ライブの際、ずっと下を向いてギターを掻き鳴らすスタイルから、「シュー(靴)をゲイズ(見つめる)=シューゲイザー」と呼ばれ、同じスタイルのバンドを呼ぶジャンル名にもなりました。
一説にはステージの床に置いたカンペを見ていた説もあり(笑)。
サブスク(Apple Music)で聴けないので、CDをぜひ♪(2021年3月から復活してサブスクで聴けるようになりました!)
しかもMVがリストアされてとてもキレイになってる!
my bloody valentine – only shallow
my bloody valentine – to here knows when
my bloody valentine – soon
ラッシュ、等身大のガールポップとシューゲイザーの融合 LUSH
英国ロンドン出身。ミキとエマ、2人の女性ボーカルのハーモニーとフィーバックギターの絶妙な音世界。疾走感溢れる曲やキャッチーなミドルテンポ曲などバラエティに富んでます。
コクトーツインズのロビン・カズリーがプロデュースなので、繊細で美しいサウンド。
Lush – Sweetness and Light
Lush – Superblast!
Lush – For Love
ミュー、北欧の厳冬と一瞬の陽光を音で表現 MEW
デンマーク出身。オルタナティブバンドとして知られていましたが近作ではドリームポップ色が強くなりました。MVにある通り、万華鏡のようなカラフルな音世界が特徴。
北欧ならではの哀愁あふれるメロディとサウンドが涙腺を刺激します。
Mew – 85 Videos
Mew – Carry Me To Safety
ドリームポップとシューゲイザーの世界、いかがでしたか。
もし新しい音楽に触れるキッカケになったなら嬉しいです。
今日はこんな感じです。
また会いましょう!