AY-OH !!
みなさん、こんにちは、管理人し〜です。
2021年は、クイーンが結成された1971年から50年。
フレディ・マーキュリー(以下、フレディ)が1991年に他界してから30年。
社会現象を巻き起こした映画「ボヘミアン・ラプソディ」公開からおよそ2年半。
2021年6月には、地上波テレビでも放映され、今まで以上に多くの人が、映画「ボヘミアン・ラプソディ」を初体験。フレディやクイーンのファンになる人が増えました!
映画「ボヘミアン・ラプソディ」ではクイーンの数々の名曲が、素晴らしいキャストで再現されています。
そこで!
あなたは “実際のクイーンの動画” をご覧になりましたか。
特に、あの感動の「ライブエイド」のシーンは、ぜひ、”実際の”フレディとクイーンの勇姿を観ていただきたいです。
映画「ボヘミアン・ラプソディ」の劇中歌、1曲1曲に、動画とプチ解説をつけてみました。
実際のフレディ・マーキュリー、クイーンの魅力を感じていただけたら嬉しいです。
行きましょう!
- 愛にすべてを / Somebody To Love
- 炎のロックン・ロール(ライヴ・アット・ザ・レインボー) / Keep Yourself Alive (Live At The Rainbow)
- キラー・クイーン / Killer Queen
- ナウ・アイム・ヒア(ライヴ・アット・ザ・ハマースミス・オデオン) / Now I’m Here (Live At Hammersmith Odeon)
- ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
- ラヴ・オブ・マイ・ライフ(ロック・イン・リオ) / Love Of My Life (Rock In Rio)
- ウィ・ウィル・ロック・ユー / We Will Rock You
- 地獄へ道づれ / Another One Bites The Dust
- アンダー・プレッシャー / Under Pressure
- ブレイク・フリー(自由への旅立ち)/ I Want To Break Free
- リヴ・フォーエヴァー / Who Wants To Live Forever
- ここからは、伝説の21分の「ライブエイド」のパフォーマンスシーン。世界中を魅了した、フレディとクイーンの実際のライブの映像をぜひ堪能あれ!
- ドント・ストップ・ミー・ナウ/ Don’t Stop Me Now
- ショウ・マスト・ゴー・オン / The Show Must Go On
愛にすべてを / Somebody To Love
5thアルバム「華麗なるレース」収録(1976)
オペラ音楽だけでなくゴスペルも大好きだったフレディが作った曲。「まだ見ぬ愛する人を誰か見つけて」なんてロマンティックな歌詞はフレディならではですね。コーラスとフレディの掛け合いが楽しい名曲。
炎のロックン・ロール(ライヴ・アット・ザ・レインボー) / Keep Yourself Alive (Live At The Rainbow)
1st アルバム「戦慄の王女」収録(1973)
劇中で、フレディがブライアンに「歌詞が違うぞ!」って怒られてた曲ですね(笑)。
デビューアルバムの1曲目に収録されているストレートなロックチューン。この曲はまだ幾重に重ねたコーラスではなく、フレディが1人で担当してるんですね。
“生まれたてのクイーン”って曲です。でもしっかり“クイーン”!
キラー・クイーン / Killer Queen
3thアルバム「シアー・ハート・アタック」収録(1974)
「Killer Queen」とは社交界でセレブを手玉にとる高級娼婦のこと。サビの歌詞は「彼女は火薬みたい。いつでも爆発しちゃうんだ」とエロティック。この曲はクイーン初めてのアメリカでのヒットとなり、スターダムを駆け上がるキッカケになった曲です。
劇中では、レコード会社の重役からヒット曲「キラー・クイーン」みたいな曲をかけ!ってプレッシャーかけられてましたね。その反発で「ボヘミアン・ラプソディ」が誕生しました!
重役もグッジョブ?
ナウ・アイム・ヒア(ライヴ・アット・ザ・ハマースミス・オデオン) / Now I’m Here (Live At Hammersmith Odeon)
3rdアルバム「シアー・ハート・アタック」収録(1974)
劇中では「僕は今ここにいる」という曲が流れるなか、ツアー中のフレディと自宅で待つメアリーが遠く離れ、フレディはメアリーを裏切り、気持ちも離れていくという、切ない演出ですね。
ブライアンが書いた曲。米国進出を狙う時期にフレディは病気にかかり、米国ツアーをキャンセルせざるを得なかった悔しさを綴っています。曲調はストレートなロックンロールナンバーです。
ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
4thアルバム「オペラ座の夜」収録(1975)
劇中では、6分もあるこの曲は「ラジオでかからない!(=ヒットしない)」とレコード会社に脅されるも、フレディがラジオ局に持ち込んで「本来ラジオで聴けない曲だけどここだけで」とオンエアーしたら大ヒット! フレディが自分の才能を確信した瞬間でしたね。
映画のタイトルにもなったこの曲は、クイーンの代表曲でもあります。
アカペラ → バラード → オペラ → ハードロック と展開していくめくるめく6分間。聴き終わったあと、今すごいモノを聴いてしまった、みたいな不思議な後味がありますね。名曲!
ラヴ・オブ・マイ・ライフ(ロック・イン・リオ) / Love Of My Life (Rock In Rio)
4thアルバム「オペラ座の夜」収録(1975)
クイーン屈指のラブバラードです。フレディが疎遠になっていたメアリーに「キミは僕の生涯の恋人」と伝えるために書いた曲。ブラジル リオのライブでは、幾万の観客が歌い始めた映像は鳥肌モノです。
劇中では、自宅でリラックスしたフレディとメアリがこの曲を録画で見ていますが、その直後メアリーに「あなたはゲイよ」と告げられる切ないシーンでした。
ウィ・ウィル・ロック・ユー / We Will Rock You
6thアルバム「世界に捧ぐ」収録(1977)
ブライアンは、サッカーサポーターのスタジアムでの一体感に感動し、自分たちのライブでもオーディエンスと一体になれる曲をつくりたいと考えました。そのとき、「ドンドンパン!」というビートがひらめき、生まれた曲です。
劇中では、「ドンドンパン!」の誕生シーンと、遅刻したフレディも同調していくシーンが印象的でしたね。そしてマディソン・スクエア・ガーデンでのライブシーンへ突入。
取り上げた動画は、同時期のモントリオール会場です。盛り上がってますね〜。
地獄へ道づれ / Another One Bites The Dust
8thアルバム「ザ・ゲーム」収録(1980)
ジョン・ディーコンが書いた、ディスコナンバー。ベースラインが印象的ですね。楽屋に来たマイケル・ジャクソンがこの曲をシングルカットするようアドバイス。それがなんと米国を中心に世界的大ヒット!
劇中ではバンドメンバー間での対立が描かれていましたが、変化し続けるクイーンも葛藤しながら進化して行ったんですね。
アンダー・プレッシャー / Under Pressure
10thアルバム「ホット・スペース」収録(1982)
クイーンとデヴィッド・ボウイの共作曲。
劇中では、メアリーに「本当の家族はバンドメンバーよ」を諭され、マネージャー ポールとの決別のシーンでした。「プレッシャーがのしかかり、家族を引き裂き、人々を路頭に迷わせる」との歌詞が、映画のシーンとシンクロします。
ブレイク・フリー(自由への旅立ち)/ I Want To Break Free
11thアルバム「ザ・ワークス」収録(1984)
世界中で物議を起こした1曲。MVでフレディは「ヒゲ女装」というインパクト強めの姿で登場。
劇中ではそのMVの撮影シーンでした。フレディ扮するラミ・レリックのヒゲ女装もよかったですが、ロジャー役のベン・ハーディが可愛すぎでした(笑)
リヴ・フォーエヴァー / Who Wants To Live Forever
12thアルバム「カインド・オブ・マジック」収録(1986)
劇中では、自らがエイズ、不治の病であることを知るシーンで流れるこの曲。
「誰が永遠の生など望むだろう」という歌詞が、残された時間をしっかり生きようとするフレディの覚悟と重なります。
ナショナル・フィルハーモニック・オーケストラとの共演のMVでは、フレディの渾身のパフォーマンスが胸を打ちます。
ここからは、伝説の21分の「ライブエイド」のパフォーマンスシーン。世界中を魅了した、フレディとクイーンの実際のライブの映像をぜひ堪能あれ!
ドント・ストップ・ミー・ナウ/ Don’t Stop Me Now
7thアルバム「ジャズ」収録(1978)
劇中では、ライブエイドが大成功を収めたシーンから、実際のフレディとクイーンに写真に画面が切り変わり、この映画が、魂を完全燃焼させた偉大なカリスマ、フレディ・マーキュリーの物語であったことを改めて感じ、胸に熱いものが押し寄せます。
MVでは躍動するフレディの姿がまぶしすぎますね。
ショウ・マスト・ゴー・オン / The Show Must Go On
14thアルバム「イニュエンドゥ」収録(1991)
映画の最後、エンドロールで流れる、フレディ最晩年の曲。
すでに死の影が忍び寄るフレディが、全身全霊を歌声に乗せて「ショーは続けなければならない!」と歌う壮絶な曲。また、クイーンの未来をつなげる決意が溢れる曲でもあります。
今も、活動を続けるクイーン。フレディがこの曲を残したからこそ、解散せずに、フレディの魂をファンに伝え続けているのだと思います。
いかがでしたか。
日本で4月17日は、クイーンの初来日記念日「クイーンの日」とされていますね。
1975年にクイーンが日本の地を初めて踏んだとき、待ち受けた数千人のファンや、大いに盛り上がった日本公演が、クイーンを大いに勇気づけました。
そのときから、クイーンと日本のファンに強い絆が生まれ、今でもずっと大切にしてくれるようになりました。
まだまだ、クイーンと楽しい時間を過ごしていきたいですね。
今日はこんな感じです。
また会いましょうね!